桃太郎が語る 桃太郎

大きさ:16.5×23×0.8cm/ページ数:42ページ/ISBN:4771110220/発売日:2017/4/25

桃太郎が語る 桃太郎(1人称で語る童話シリーズ第一弾)

文:クゲ ユウジ 絵:岡村 優太

定価:1,100円(税込)

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ぼくは鬼がこわいと思いました。
「昔々あるところに…」でおなじみのスタンダードな昔話は、決まって3人称、いわゆる「天の声」でえがかれています。
3人称から1人称へ。客観から主観へ。もしあの童話の主人公が自らの口で語ったら。その額にカメラがついていたら――
「1人称童話」はそんな発想のちょっと変わった絵本です。えがかれるのは、3人称のナレーションでは語られない、
主人公の「たとえば」の胸の内。他者である主人公の視点から物語を体験する1人称童話は「まなざしと気持ちの絵本」といえるのかもしれません。
「もしきみが桃太郎なら?」本の最後には、そんな問いかけが待っています。この本の大きな楽しみのひとつは読んだ後にあります。
お子さま自身が「もし自分なら」を考える。たとえば旅立つとき、鬼と向き合ったとき、自分ならどんな気持ちになるだろう。
もちろん正解はありません。物語の中にその身を置いて、そこに現れる「心」や「行動」を自由に想像してみる。
それ自体がお子さまにとって新鮮な体験となることと思います。 まずは「桃太郎」から。以降「シンデレラ」「浦島太郎」へ。ひとつの物語がお子さまの豊かな滋養となりますように。

著者紹介

岡村優太
1988年大阪府生まれ。面相筆と墨汁を用いた線画で、精密画からキャラクターまで幅広くイラストレーションを手がける(

2021-11-09|