シンデレラが語るシンデレラ

大きさ:16.5×23×0.8cm/ページ数:41ページ/ISBN:4771110255/発売日:2017/7/28

シンデレラが語るシンデレラ(1人称で語る童話シリーズ第二弾)

文:クゲ ユウジ 絵:柴田 ケイコ

定価:1,100円(税込)

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もしあの童話の主人公が自らの口で語ったら。「シンデレラが語るシンデレラ」は、前作・桃太郎に続く「1人称童話」のシリーズ二作目です。
「昔々あるところに…」でおなじみのスタンダードな昔話は、決まって3人称、いわゆる「ナレーション」でえがかれています。3人称から1人称へ。客観から主観へ。このシリーズでえがかれるのは、主人公の「たとえば」の胸の内。シンデレラは何を思い、何を見つめ、何を求めていたのだろう。主人公視点で物語を体験する1人称童話は、つまるところ「まなざしと気持ちの絵本」といえるのかもしれません。
この本の大きな楽しみのひとつは、読んだ後にあります。「もしきみがシンデレラなら?」そんな問いかけが本の最後には待っています。お子さま自身が「もし自分なら…」を考える。たとえば継母と最初に会ったときとき、舞踏会に出かけたとき、ガラスのクツが脱げたとき、自分ならどんな気持ちになるだろう。
もちろんそこに無二の正解はありません。作品の中に身を置いて、そこに現れる「心」や「行動」を自由に考えてみる。それは、想像力を遠くのびやかにし、そして自分以外の誰かを思う繊細な心配りを育みます。
絵は人気イラストレーターの柴田ケイコさん。独特の鮮やかな色づかいと、ぬくもりにみちた美しいタッチで、シンデレラの視界が展開されてゆきます。ひとつの物語、ひとつの絵本が、お子さまの豊かな滋養となりますように。


2018年、グッドデザイン賞金賞受賞

著者紹介

柴田 ケイコ
広告全般、出版物、WEB用あらゆるジャンルでイラスト制作に活動中

2021-08-15|